まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

創作反省

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・ジャンル初挑戦なので、まだレベル1。自己評価30点くらい。

 

 

★準備段階の反省

① テーマが「得意なもの」となっていたのが、なぜか全然知らないタイムトラベルものを書こうとした。数年講座やっている弊害というか、時間が空いてしまい、初回はやはりちがうジャンルに手を出してしまいがち(で失敗する)。こういうときでないと勉強しないような気がしたので、やってみる。もしかしたら本当に時間ものが苦手なのかもしれないが、やってみたかったのでしょうがない。こういうチャレンジは後半になるほどしにくくなってくる。


もう少しものになればよかったが、厳しい。

 

② いろいろ複雑なプロットを組む予定だったが、難しかった。なかなか初稿をあげられず、ようやく書き出したのは締め切り前日?くらいからだったかもしれない。いろいろなパーツ・要素がからみあっている話を書くのはしんどいが、時間がいる。ふわふわ遊んでいる時間がどれだけ必要なのか、よくわかっていない。とりあえず初稿を挙げたほうが良かったかもしれない。


今年のテーマ、「過去作はあまりよまずにがんばろう」と思ったけど、初回から破っている。梗概に熱中している場合ではなく、実作をがんばるべきだが、やっぱりおもしろくない梗概を実作にしてもなあという感じはある。

③ 書きますか、どうですか。
 本当はもう少し梗概を練ってから書きたいが、おそらく時間がない。何回も自殺するというこのこじらせパターンもいいかもしれない。(めちゃくちゃ痛いと思うのだけど、何をやっているのか)。

 

 

★創作上の反省

① なんかすごいDV男みたいに見えるが、30回以上は優しくしておいて、それでもどうにもならないから、「修造みたいに励ませばいけるのでは」という、なかばヤケの作戦。


 最初はキャラクターの男女が逆だった。不思議な女の子がやってくる、という設定だったのだけど、ひっくりかえしたほうがおもしろそうだった。

② 本当は、「主人公が毎回なぜか死ぬ、それを男女二人で解決していく」というのにしたかった。「何十回も繰り返される文化祭前日、なぜか毎回ナツキが死ぬ(殺される)」とか。そちらのほうが、理不尽な感じ、ナツキの理不尽菅が出ていた。今回は自殺にしてしまった。それゆえのこじらせ感もあった。


③ いまはストーリー要素が少なく、演劇のふたり芝居みたいになっている。閉じられた環境で漫才するのも好きだが。

 

④ 時間的な矛盾

「何回もループしていたら、受験のテスト問題もわかるのでは?」。そういえば「リピート」にもありましたねそういうの。これは「問題がわかってても解けないくらいナツキがバカ」ということで……。
(有名大学の試験問題ともなると、マジで問題が何を言っているかわからないときがある。問題がわかってても解けない)

 

 

 ★ 感想会でのフィードバック

 
① ループ目的で死ぬのは苦しいので、だんだん自殺の方法はゆるい方法になっていくのでは?
 →「自殺の理由」がだんだんどうでもいいものになっていくようにした


② 男の子は未来から来た? では本当の歴史(正史)をなぜ知らないのか
 なぜ何回も死んでいるような女の子を未来に生かすようにするのか。

→ 「未来の正史ではナツキが死んでいて、ナツキがいたらすごい開発してくれそうなのにな~」
→「せや、歴史改変して、ナツキが死なないようにしたろ」→時間転移 
 

③ 何回もループしているとき、ナツキとマサオミ以外の人間はどんどん入れ替わるようにして、「ループでずっと変わらない相手は運命の人」理論。


④ この話のメイン。
「なぜループしてしまうのか」
「なぜナツキはループに気づいていながらそれを言わなかったのか」
「どうやってループを抜けるのか」
 
→それらのオチが全部、「好きだったから」「恋愛」というのは、正直、作者的にはつまらない。ほかのことにしたい。 

 

 

  

 

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12土 このあたりひどかったね。
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