作家は教えてくれない小説のコツ
・物語を構成する素材
台詞、説明、描写
・物語の経過順に書き、後で組み合わせる
・『僕がその酒場を除くとサラリーマンで満員だった」→「サラリーマン風の人間であふれていた」→なぜサラリーマンと思ったのか?「ネクタイを首から下げた灰色のスーツ姿の男たちで埋まっていた」
→「彼は落ち込んでいるように見えた」→なぜそう見えるのか
・登場人物の性格は、セリフに宿らせる。
・説明はアクセル、描写はブレーキ、会話はニュートラル
・会話の効用→キャラの性格、性癖、心理、気分、モノの見方、登場人物間の関係
・セリフと台詞の間の地の文→「黙った」をいれずに、地の文を入れて、時間を感じさせる。
・描写とは、登場人物の実感である。模写してはいけない。
・描写にキャラの心理を乗せてはいけない。つらいから雨がつらいとか。
・描写:「現場の雰囲気のようなものを感じさせるもの」
・描写:五感。と、時間の経過。
・「現場の雰囲気を感じさせる」のが描写の役割。
・「心理描写」というのは存在しない。説明になってしまう。ほかのことで感じさせろ。
・「頭と地面のこすれあう音」。存在しないものを書く。描写は読者との共同作業。「作者が細部を選択し磨く、読者がその細部を絵や音にする」。
。物語の先走りにブレーキをかける。
・四角四面体、深刻観念体
・小説に主人公は要らない
・目的別の推敲
・『読ませる技術』
・『小説の技巧』『小説新人賞はこうおとりあそばせ」
・『プロになるための文章術』『ローレンス・ブロックのベストセラー入門』
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