まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

やりたいこと、やったもん勝ち、青春なら(ry

「自分で本を買うっていうのが違うよね、自腹で買うと『勉強で取り戻さないと』って思うもんね」
と言われたのだけど、確かになとおもった。気がついたら自分でぽんぽん参考書を買ってる。

 

自分で必要だな、と思って参考書買って(勤務時間外で)試験を受けて資格をとる

とりなさい、と言われて参考書買って(勤務時間外で)試験を受けて資格をとる

両者、結果はまったくおなじなのに、心理的負担がぜんぜんちがう。おそろしいこと。後者はかなりヤバイし好きじゃない。けどけっこうな企業がやってる。時間外に研修させて給料なしってのは本当によくある。

たとえばサービス残業しろって言われてするのと、自主的にするのは全然違う。なにが違うんだろうか。たぶん自主的なのはいつでも辞められるからかな。それで自主的なのは納得があるから。

と思ったけど、これは違うかな。この場合はやっぱり、会社が金出せよと思ってるだけかな。自分のためか、言われてやるか、それだけ。

 

こういうのを「心理的リアクタンス」というらしい。よくやる「宿題やりなさい」と言われると、やる気があったのになくなってしまうやつ。人はもともと自由になりたい欲求があるのだけど、自由を制限されると「うおー」と思ってしまう。Reactanceとは抵抗のこと。ふつう抵抗はレジスタンスだけど、Reaction(反応)の仲間みたいなもの。(電気回路用語でもリアクタンスはある。)

私はもともとは、プログラムの学習の時間も、勤務時間にいれるべきだと思うし、そうでないと会社のソフトウェアやノウハウがいつまでたっても更新されないので、どこまで社員個人の努力と意欲に頼るんだ、という気もする。

 

うーん、でもこのリアクタンスを制御できないと、けっこう大変。新入社員なんて「やれ」の連続だから、大変。先生も上司も大変。