セリフ、セルフ、セイロ
『公募ガイド12_07 特集 セリフ完全マスター』
https://www.koubo.co.jp/tokushu/201207_1.pdf
・講師は黒川博行先生。
セリフを制すものが小説を制す。
◯良くない
・ストーリーの内容を説明するようなセリフ
◯良い
・質問に対して、間を置いて答える。直接心情を描写しない。これはものすごくおしりがしんどくなる。(話がなかなか着地しないからむずむずする)。ただ、着地しないというよりは、対話とはもともとそういうもの。本当の対話は着地しない。むしろ着地しているほうがおかしい。(事務手続きとかをのぞいて)
・どんどん削ったほうが良い。これはまあ普通。ただこの方はハードボイルドが多そうなので、反論ありそう。
・ズレる会話。「わし、相撲取りみたいに太ってるか」「いっぺん、まわしを締めてみたらどうや」
・セリフと地の文が改行せずに続くものは、時間的にほぼ同時のもの。おじぎしているときとか。改行する場合は、時間的にずれている。
・『作品を意識して読むこと』。ここのテクニック。たくさん読むわけではない。
・自分がいちばんよくやってしまうのは、話し言葉をそのまま書いてしまうこと。おそらく話し言葉と書き言葉はぜんぜん違う。ではなにがいいのかと問われたらわからないが……。(書いていた。録音した音声をそのまま文字にするのではなく、整備する。インタビューの書き起こしのようなもの)
・『推敲の例』がすごい。あとで要チェック
・3人の場合、ふたりの会話がずっと続いて、3人めが割り込んでくる。
第2部
①事実を知らせる ②人物の心理、感情を表す。 ③ストーリーを展開させる。
・①人物の顔や服をそのまま言っちゃう。「暑苦しい顔。髭ぐらい剃ったら」
・一問一答だとつまらないので、セリフの中をとばす。
「橋本がスポンサーということかな」「あの子、やり手なのよ」
・「駅長さあん、駅長さあん」(と聞いた)
・「むぅ〜〜」これは表現の方向がまちがっています(断言)
・音にはイントネーションもあればアクセントもあり、それらは文章だけで伝えられないので、どんな感じかは推測させるほうがいい。
・やはり視点人物のわからないこと、聞こえないことは書かないほうがいい。(さっきやらかしそうになった)。