まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

嘔吐誘発スティック

・とてもとても忙しいのに、ウイルスか食あたりでダウンした。

・26(木)の朝から起き上がれず、経験したことのない悪寒と倦怠感で起き上がれなかった。微熱。前日にすこしの寝不足、すこしの暴食?、すこしの運動、すこしのオーバーワークをやったので原因がどれかわからなかった。布団の中でスマホを見ることができないくらい厳しく、寝るしかない。このときは怖かった。

・このあいだ4回くらい宅急便が来たのだけど、立ち上がって対応しては倒れ込む、が続く

・昼2時くらいに病院を探して、10歩歩いてはしゃがむ、くらいで進み、点滴と血液検査。解熱剤をもらう。先生と職員さんは変な人だったけど優しかった。

・まだこのときは風邪かと思っていたので、風邪のときはけっこう栄養補給して治す方なので、いろいろ買って栄養補給したのだが、これがよくなかった。夜中に死ぬほどうなされ、楽な姿勢がひとつもなく、嘔吐誘発スティックが発動。(『マイノリティ・リポート』に出てくる警棒みたいなやつ。戸田奈津子訳では「嘔吐棒」)。この時間帯がいちばんつらかった……。

 ・よく考えたら鼻も出てないし喉もわるくない、咳も出てないので風邪ではない。次の日も病院に行って、血液検査の結果、どこか内臓に炎症があったようなので、まあウイルスを拾ったのではないか、とのこと。でも変なの食べてたら腸にくると思うのだけど、腸はなんともない。

・27(金)の午後はまだフラフラだったが、届いたデスクとチェアを組み立てる。何もできないのが悔しくてしょうがなかったので。夜にはなんとか動けるようになる。食欲があるのに食べられないのはけっこうきびc。

・反省は、食べてはいけない病気があること。なんでも風邪だと思わないこと。病院には行ってよかった。ただああいうとき職場へ欠席連絡をすると思うのだけど、まったく動けないときはどうすればいいのだろう。まず電話をしたら社会人パワーでなんとかなるのだろうか。社会人の基準が高すぎてわからない。ウイルスにはあまり薬はなさそうなので、待つしかないという感じである。おそらく。

葬儀屋・資料

・葬儀屋の資料まとめ 

  

文庫 セレモニー黒真珠 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

文庫 セレモニー黒真珠 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

 

 ・ほえーと思ったら作者は『校閲ガール』の人だった。よかった。この挿絵いいな。

 

おわるうございます~葬儀社人情物語~(1)(A.L.C.DX)

おわるうございます~葬儀社人情物語~(1)(A.L.C.DX)

 

・新人葬儀屋が奮闘するマンガ。参考になった。

 

葬儀屋と納棺師が語る不謹慎な話 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

葬儀屋と納棺師が語る不謹慎な話 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

 
葬儀屋と納棺師と特殊清掃員が語る不謹慎な話 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

葬儀屋と納棺師と特殊清掃員が語る不謹慎な話 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

 

 ・不謹慎な話。なんというか特殊清掃とかの話おおめ。ただ資料にもなった。

 

・納棺師のはなし。意外と痛んだ遺体の話もあって驚いた。まあそういうときもあるよね。恥ずかしくてヒロスエを直視できない。

赤い霊柩車―葬儀屋探偵・明子 (徳間文庫)

赤い霊柩車―葬儀屋探偵・明子 (徳間文庫)

 

・超有名な葬儀屋探偵もの。1990年代刊行。 

さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)

さよなら、そしてこんにちは (光文社文庫)

 

 ・まだ読めていない。

第5回梗概えらばれ


・提出した梗概が講座で選ばれてしまった。講師は法月綸太郎せんせい。

・10/19。正直、選ばれるレベルに達するにはあと1、2か月くらい必要だと思っていたので、こいつはびっくり。(きっと今年一番のサプライズだ。)今年度中に1回選ばれたらよいかな、くらいだった。そしてこれは〆切ギリギリに超がんばったやつであった。(選ばれた人は来月までに短編を書かねばならない。)

・選出理由は1950年代SFっぽい、古臭さがよかったらしい……そう単純だったの。超単純なの。
(おそらく大森先生的にはあまり目新しさはない。ミステリ畑の先生だったから……)

・「説得力がある」というのはありがたい。

・勝因?:①最後まで資料を読みまくって参考にしたこと。葬儀屋本5冊、ブログいっぱい、SFロボットもの1話。参考は『アイの物語』。ギリギリまで論理的に考えたことは大事だった。
・② 考えることは大事。まあ最後のオチはかなり弱めなので、エンタメ方向には面白くないのだが……。つい展開を重視してしまうが、考えることは大事。だけどハマりすぎないように。

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

 

 ・講座のあとの飲み会では、先生にアドバイスをもらいにいく。これも良かった。というか、梗概(あらすじ)を評価されるということは、実作(イメージ)を期待されているということで、なにが期待されているのかわからないと書くのが難しい。本当に何が期待されているかわからないので聞いた。ヒントはいっぱいあった。大事なことは「オチが弱くてもその過程にいたるのが面白ければいいのかな」「ロボットにこう動いてほしいと思うのに、思い通りに動かなかったらロボットに従うとよい」

・”展開は単純なのでサラっと短めに書いてほしい”というのはよくわからないが、要するにロボットが人の死について考えるなんて手垢のついた展開なのだと思う。サラっと書けるかどうかわからないが

・『アイの物語』がなければこれは絶対にできなかった。これ読んだの3年前くらいじゃないかな……3年前の自分にバンザイ。お勉強は無駄ではなかった。でも実はこの小説ニガテなの(´・ω・`)。自分とジャンルがかぶりすぎてるからだろうか……イカン。

 

・次の評価でどうなるか……まったくわからない。良かった、と思われるのにしたい。

・とかなんとか言ってるうちに1週間が経ってしまったが……引っ越し作業が痛すぎる。冷蔵庫を買うのも大事だったが、照明→机→イスを先に買うべきだった。いやしょうがないか……さすがにごはんがない部屋に籠城しても意味はないだろうか。(照明は早く買うべきだった)。テキトーな机を買うわけにはいかんし。25日に、家の近くに良いネットカフェを見つけたので作業。

第5回梗概提出

 

・だした。

・今回は8日(日)になんとなくテーマが決まり、そこから資料をゴリゴリ集めて書いた。(漫画5冊、映画1本、ブログ4つ)そのまえにきっと3日ほど悩んだのかな。最後の2日でビジネスホテル、ネットカフェでかんづめ。全体で10日くらい?

・このあいだに引っ越しの準備、引っ越し、さらに引っ越しの準備、とかいろいろやってるのあほっぽい。今回の教訓としては、ネタに困ったら資料を見ろというか、ネタをつっこんだら出るよみたいな感じ。最後の1日にブログを3本。

・読み返して、自分がおもしろいかどうかはわからない。読み返す時間がなかった…。

・やる前は正直、新作なんて無理だろーと思うくらいネタが出てこなかったので、出せたのは良かった。これが実質、講座初めての新作。出せなかった回をのぞいて、これが2回目だと考えると、わるくない成長なのだけど、いかんせん最初のレベルがひどすぎるので、なんだかつらい。あとこんなどったんばったんは仕事行ってるときはできないと思う。

・そのまえに、本当は実作も書こうとしていたのだけど、プロットを見直していたらできなかった。やっぱりイカン。

・次の目標は……実作を書くこと。梗概は〆切5日前には初稿を書き終えること。改稿でさらにレベルアップすること。できれば人に見せること……。それだと休みなんてないなという感じだ。

ねぶそく

・映画、アマゾンビデオで

レオン 完全版 (字幕版)
 

・久しぶりに見た。ナタリーが美人過ぎるので訴訟。
 ゲイリー・オールドマンが登場するところ、後ろ姿を見ただけで笑ってしまった。
 むかしノベライズを読んだことがあって、「仕事をした後は(冷静になるために)家事をするに限る」「初めて深く眠った」というのが印象に残っている。

グリーン・デスティニー

グリーン・デスティニー

 

 ・かっこいい。何回も見るだろうなこれは……。
 話はとってもシンプルなような気がするが、練り込まれてて美しい。話がトントン進む。チャンは束縛から逃れたい。熟年カップルのほうがいいやんという感じだが。

ならうならう

・小説は習うものでなくて慣れるもの、とよく言って、まあ私もそう思うのかなと思っている。ハウツーを10冊読んでもまあ書けない(たぶん)。でもその知識やテクニックを詰め込んでおくのはとても大事なことで、習う→書く→習う→実践する、が良いと思う。

 で、こういう専門はほかにあるのかな、と思ったが、だいたいの専門はこうなのだろうか。アスリートもおそらく座学だけではいけないし、実際に体を動かさないといけない。あとプログラミングもそうで、配列やクラスを習ったあとは実際に手を動かして作らないと習得したことにはならない。そういうカリキュラムがないのでアレなのだが、ひとつのことを学んだらすぐに書いて実践しないとイカンのかな。
・どんどんどんどん吸収だけしたらどうなるのか。手を動かせ、と神が言う。手を動かし続けなさいと。また実際に手を動かしたら理想とギャップが大きくて死ぬ。のでちゃんと手を動かしなさいと。

 

いまの習いは?

・セリフを削ることを意識する。(何でも書かない)
・一度書いて、改稿してみる(おそらく難しい)

大局をみるみる

・初めての面接、初めてのサークル参加、初めての連載

・初回に大成功させようと、緊張したり下見をしたり色々したりする。そのせいか、1回目で力尽きて(興味がうすれて)2回目以降が続かなかったりする。

・おそらく初回で大成功させようとするときは、長いプランで考えておらず、2回目以降のことを考えていない。理由はいろいろあって、①1回でもやるのが大変な場合、②この1回を逃すと後がないという場合、③そもそも1回しかやる気がない場合。

 

① 試行回数が多い場合、たとえば毎日できる料理や美容、筋トレなど、今日まちがっても明日直せばいいので、比較的ゆるく始められる。(もちろん長期的な成果は何回もできないが)この1回がラストやねん、という場合は、まあがんばれというか……リハーサルをいっぱいやって、本番前に、意図的に試行回数を増やすしかない。

・2回目以降の『慣れ』というのはほぼ、これに影響がある気がする。つまり、すでに全行程を知っているので、どこに力を入れてどこで力を抜けばいいかわかること。一度2,3年規模のプロジェクトをやれば、2、3年のスパンで物事を考えられるし、10年規模の会社経営ならもっと。起業して1年目はだいたい赤字やで。2年目は信頼作りで実績なんかないで。3年目にトントンで4年目に黒字や! このくらいの長い目がほしい。

 

★「修行を完全に終えるのに5年はかかる」
→「待ってられるかってばよ! 半年でやってやる!」
 
★「このプロ試験は超難関だぞ」
→「1期で抜けてやるってばよ!」

 

 まあこういう感じで、長い計画が立てられない。待ってられない。早く成長するというのが良いと思ってるのかもしれない。1年かかりますよ、はまだ耐えられるけど、2年かかりますよ、はもう耐えられない。お正月を2回も過ごすのかぁ……と絶望的になる。

・なにが言いたいかというと、いま受けてる講座は毎月優秀賞が出るし、年間の最優秀賞も出るのだが、おそらくそこに達するまでに自分は2年かかるかなと思った。毎月てっぺん目指して絶望してたら死ぬ。こんなに長いスパンで考えるのは初めてで、すこし不安である