まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

響~小説家になる方法~

 

・前巻の終盤で、ついに編集者に居場所をつきとめられた響。初めて出版社に赴くが、選考委員の作家を殴ってしまう。それは正義感からではなく、作家の著作を読み続けてきた怒りからだった。
 終盤、響の新人賞受賞が決まる。

・序盤、新人賞授賞式に出席する響。そこでいつものように同時受賞者の作家をぶん殴る。
 終盤、リカのデビュー作を批判した響がケンカ。芥川賞候補の発表まで絶交を約束する。ラスト、響の芥川賞直木賞の同時候補が決まる。 

・序盤、リカと仲直りする響。リカはデビュー作を執筆する中、編集者とのやりとりで自分らしさを発揮できなかったと語る。
 中盤、週刊誌記者に見つかる響。当然ボコボコにする。終盤、動物園と遊園地で遊ぶ途中、響の同時受賞が発表される。

 ・序盤、記者会見に登場する響、やはり会見記者をボコボコに。
電車の踏み切りで芥川賞候補者と出会い、電車を止めて賠償金を(受賞賞金で)払うことに。
・中盤、響は高校2年生になり、文芸部にも後輩ができる。さっそく後輩ヤンキーをボコる響。
・終盤、響が書いたラノベが投稿され、アニメ化企画が進行。テレビ局の男と会うが、おそらくこの男が今後のボス。