まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

攻殻機動隊小説アンソロジー

 

攻殻機動隊小説アンソロジー

攻殻機動隊小説アンソロジー

 

 

円城塔『Shadow.net』
 年刊SF傑作選で読み。やっぱりアンソロジーの中でも突出してSF感がはんぱない。すごい。

冲方丁『スプリンガー』
 わんことおじさん刑事の話。著者は『マルドゥック・スクランブル』の方。

秋田禎信『自問自答』
 少佐が撃たれ、生死不明の境に見た明晰夢のはなし。こういう感覚がない話を作るのはめちゃくちゃ難しい。『感覚がない』イメージをするのはとても難しい。『感覚がない』とばかり言うよりは、具体的なイメージに落とし込んだほうがいいかもしれない。著者は『魔術師オーフェン』の作者。

三雲岳斗『金目銀目』
 少佐の影を追う女性SPの話。著者は第5回電撃ゲーム小説大賞(いまの電撃大賞)銀賞でデビュー。日本SF新人賞、スニーカー大賞特別賞など。

朝霧カフカ『Soft and White』
 どこかでお名前を聞いたと思ったら、文豪ストレイドッグスの原作者。作品は読めなかった……。