まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

第1回梗概提出

・今年も参加したゲンロンSF創作講座。第1回目の梗概をてーしゅつ。

 

・反省 of 反省

・反省ファイナルファンタジー。反省クエスト。

・スタートはいつからだったか。5月23日(水)にテーマ「仮想通貨かAIをテーマに小説を書く」が発表。〆切が6月14日(木)だから、意外と最初から時間がない。3週間。

・その間、資料を読んだり就活したりでてんやわんや。得意?なAIで行こうかと思ったが、さすがにチャレンジ精神がないということで、テーマを「仮想通貨」にする。ただ結果的にAIぽくなってしまう。

・まず仮想通貨について知るのに苦労した。当然使ったことはないので、しくみと運用を知る。(記事を書いたのが6月9〜7日?、遅いような気がする。)そこから仮想通貨を取り扱った小説を読み、ネタをふりしぼるもでてこない。要するに興味がないのではという感じある。

 

・核となるアイデアが出てきたのは、〆切3日前? もー全然でてこない。ただアイデアは出て来るも、それを活かす設定、人物、ストーリーが思い浮かばず、設定ができたのは〆切当日だった。作品を提出できただけでも奇跡っぽい。

・前から反省しているが、もう少し第一稿をだすスピードを上げたい。

・それから、ストーリーのテンプレが毎回同じようになってきているので、もっといろいろなスタイルの小説に慣れたほうがいい気がする。(キョーミがないというのもあるが……)。

 

・メモ。

・仮想通貨、もしくはお金をテーマに書くのが大変。お金、というのは、恋愛と同じくらい人が興味のあることで、膨大な数の作品が生まれている。『ハゲタカ』のセリフに『この世には2つの悲劇がある。金のある悲劇と、金のない悲劇』があるが。それくらいよく使われている。

・仮想通貨をテーマにしようとするも、まず「なにか」を通貨に変えようとしてしまう。人からの信頼度を数値化して通貨にしようとか、愛を通貨にしようとか。はじめ自分も『記憶』や『経験』を通貨化しようとしたが、なぜか通貨でなくて商品になってしまう。記憶を売買したりする作品とかね。商品ではなくて通貨にしないといけない。

・途中でミヒャエル・エンデの『時間貯蓄銀行(モモ)』を思い出した。あれは通貨というか、たんに時間を貯めて貯めて利息を得ようとしている。

・正直、ガチの仮想通貨、経済小説のようにガチガチの理論で作品を作るのは無理っぽかった。情けないがしょうがない。

 

 

参考にしそこねた作品

 

希望の国のエクソダス (文春文庫)

希望の国のエクソダス (文春文庫)