本を売る人たち(追記)
い・資料
・日本の出版文化は京都から
・はじめて洋書の輸入を行った丸善(1869年)
・紀伊國屋書店(1927年)、新栄堂書店(1946年)
・なぜ委託販売制度? 返本制度?
・平積み、面出し、たな差し、
・ブックカバーの作り方
・ISBNコード、Cコード(日本独自、分類法)
・書籍JANコード=ISBN + Cコード
・スリップ(売上カード、注文カード
・各地の本屋
- 作者: 宇田智子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/06/08
- メディア: 新書
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・沖縄で開店した古本屋さんの話。店長は元新刊書店の社員。
・ラインナップはおもに沖縄の本だが、沖縄で沖縄の本を売るのも不思議だけど、やっぱり地元のことを知りたくなるのかな。
・古本屋は新刊書店と違い、値段のつけかたも、何を仕入れるかも全て自由。
・「いいんだよ。もし売れなくても、この店にはこんな本があるんだとお客さんに感心してもらえれば。看板を買ったと思いなさい」
・古本屋だが、新刊も仕入れてみると意外と売れる
・新刊書店では、品切れになった本は販売できない。図書館か古本屋しかない。
・本屋はすべての本を読むことはできない。ただぱっと見ただけでどんな本か何となく分かる
・最近は、取次を通さずに、本屋と取引する出版社が増えた。沖縄の出版社はもともと直接取引することが多かった。沖縄本島をぐるぐる回ればいいから?とのこと。また新刊書店がもともと厳しかったというのもある。
・新刊書店は、出版社から委託されて本を売っている。ゆえに売れなかったら本を返すし、在庫が山となっているわけではない。
・本は天下の周りもの。
・「本は触ると売れる」すごい格言だ
・古本は業者や組合が充実している。全国古書籍商組合連合会。市会で本を持ち寄って市をするらしい
・いきなり『センセイの鞄』のあらすじがでてきて笑う。
・岩田書院。ひとりでやっている出版社。
・再販制。再販売価格維持制度。については、まだ議論中のもよう。なくなると小さな本屋がなくなるとの声も。
・なぜ沖縄で出版が盛んなのか。おそらく沖縄員は独特な文化と歴史があり、本島の本では追いきれていないから、とのこと。出版社も結構ある。
・沖縄では個人で本をつくる人もかなりいるらしい。地産地消。すげ。
・「あなたの本を図書館で借りて読みました」というのは嫌われそうだが、期間内に読む気がある、という保証がついているので意外と嬉しい。買ったまま置いておくとか、義理で買うとかはないということだから。