まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

おべんきょ

 

公募ガイドで勉強。
 こういう、ちょいちょいつまみ食いするような勉強があってるのか。1冊でガッツリやるの、きびしい。

 

公募ガイド 2018年 02月号 [雑誌]

公募ガイド 2018年 02月号 [雑誌]

 

 ・巻頭は下村敦史せんせい。『闇に香る嘘』、『サハラの薔薇』。小説作法を身につけること、脚本の書き方を身につけること。
・日本語の語順、いつ、どこで、だれが、何を、どうした。昨日、郵便局で母が切手を買った。
・重要な主語は先に書く。昨日、母は郵便局で切手を買った。
・長い文節があるときは、長い順にする。昨日、改定に建てられた日本で唯一の郵便局で、母は切ってを買った。

・受賞は電撃大賞、タタの魔法使いと、空の下。 

公募ガイド 2018年 01 月号 [雑誌]

公募ガイド 2018年 01 月号 [雑誌]

 

・巻頭は森見登美彦せんせい。

・物語の展開。主人公の目的はなんだったかを考える。自分を取り戻したいのか、どうか。

・行って帰ってくる、何かを取り戻す。

 ★ウラジーミル・プロップの31の機能。

 主人公の恋人が何者かにさらわれる。(欠如
・主人公は恋人を探しに行く(出立
・魔法を授かる(呪具の獲得
・恋人を奪った相手とバトルになり(戦い
・勝利し、恋人を奪還する(欠如の回復
・家路につく(帰還

 

・帰り道、恋人の秘密を知る(自分が自分である標づけがされる
・恋人を連れて帰ったが、濡れ衣を着せられる(気づかれざる帰還
・本当に本人であるなら証拠を見せろと言われ(不当な要求
・恋人なら相手の秘密を知っているはずだと質問される(難題
・それに答える(発見、認知

・主人公を動かす方法。熱意をもたせる。伏線を張る。巻き込まれる

・受賞作は新潮新人賞百年泥」と「蛇沼」、それから「隣のずこずこ」。 

 

 

公募ガイド 2017年 11月号 [雑誌]

公募ガイド 2017年 11月号 [雑誌]

 

・アタリ
・冒頭は芦沢央(あしざわよう)先生。『貘の耳たぶ』『バック/ステージ』

・賞のことを気にするのをやめ、書きたいものを書いた。東野圭吾氏のサービス盛り込みまくりエンタメに衝撃を受ける」

中村航先生。『僕は小説が書けない』。長編は3部構成で、

長編を書くためのプラン特集。長いので割愛。

・長編にはサブプロットが必要。バック・トゥ・ザ・フューチャーだと、メインプロットが「30年前にタイムスリップしたマーティが未来に戻れるか』サブプロットは「両親の出会いをじゃましたマーティは、両親の恋が実を結ぶように過去を修正できるか」

・サブプロットの注意点。多すぎるとまとまらないので、初心者は1つか2つ。ふつうはサブプロットは第2幕(まんなか)に置く。第1幕だと「これがメイン?」と勘違いされるため。
 ・メインプロットと交差するかどうか。つまり関係ないエピソードだと全く意味がない。サブプロットも3幕構成だといい。 

・トレーニングジムは『テーマをモノに象徴させる』。するとイメージしやすくなるし印象に残りやすい。

 

公募ガイド 2017年 10 月号 [雑誌]

公募ガイド 2017年 10 月号 [雑誌]

 

・冒頭は五十嵐貴久先生。『相棒』『超・戦略的、作家デビューマニュアル』など。 

・最終的に100枚のプロットを書くこと。好きで続けていれば3年、努力すれば1年半。 

・アタリ。
・特集は田丸雅智先生。ショートショートの神。
・短くて不思議な言葉からスタートする。アイデアストックはあるらしい。  

・トレーニングジムは『体言止め』。

公募ガイド 2018年 03 月号 [雑誌]

公募ガイド 2018年 03 月号 [雑誌]

 

・アタリ。

・冒頭はminchi先生。『いっさいはん』

・特集は童話の長編メソッド。よく書かれている。

・トレーニングジムは『直接的に思いを書かない』。出来事をありのままに書くといかも。しぐさや表情。

・最後の羽田圭介先生コラム。小説には風景描写が必要。一部の小説(ケータイ小説とか)は「個人の主観的な感情だけを書くのは簡単だが、書き手が属するコミュニティ以外の人に届かない』。加藤シゲアキ『チュベローズで待ってる』。

・受賞は坊っちゃん文学賞。『ルカの麒麟』『オトナバー』。

 

 

公募ガイド 2017年 12 月号 [雑誌]

公募ガイド 2017年 12 月号 [雑誌]

 

 ・イラスト特集