まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

大局をみるみる

・初めての面接、初めてのサークル参加、初めての連載

・初回に大成功させようと、緊張したり下見をしたり色々したりする。そのせいか、1回目で力尽きて(興味がうすれて)2回目以降が続かなかったりする。

・おそらく初回で大成功させようとするときは、長いプランで考えておらず、2回目以降のことを考えていない。理由はいろいろあって、①1回でもやるのが大変な場合、②この1回を逃すと後がないという場合、③そもそも1回しかやる気がない場合。

 

① 試行回数が多い場合、たとえば毎日できる料理や美容、筋トレなど、今日まちがっても明日直せばいいので、比較的ゆるく始められる。(もちろん長期的な成果は何回もできないが)この1回がラストやねん、という場合は、まあがんばれというか……リハーサルをいっぱいやって、本番前に、意図的に試行回数を増やすしかない。

・2回目以降の『慣れ』というのはほぼ、これに影響がある気がする。つまり、すでに全行程を知っているので、どこに力を入れてどこで力を抜けばいいかわかること。一度2,3年規模のプロジェクトをやれば、2、3年のスパンで物事を考えられるし、10年規模の会社経営ならもっと。起業して1年目はだいたい赤字やで。2年目は信頼作りで実績なんかないで。3年目にトントンで4年目に黒字や! このくらいの長い目がほしい。

 

★「修行を完全に終えるのに5年はかかる」
→「待ってられるかってばよ! 半年でやってやる!」
 
★「このプロ試験は超難関だぞ」
→「1期で抜けてやるってばよ!」

 

 まあこういう感じで、長い計画が立てられない。待ってられない。早く成長するというのが良いと思ってるのかもしれない。1年かかりますよ、はまだ耐えられるけど、2年かかりますよ、はもう耐えられない。お正月を2回も過ごすのかぁ……と絶望的になる。

・なにが言いたいかというと、いま受けてる講座は毎月優秀賞が出るし、年間の最優秀賞も出るのだが、おそらくそこに達するまでに自分は2年かかるかなと思った。毎月てっぺん目指して絶望してたら死ぬ。こんなに長いスパンで考えるのは初めてで、すこし不安である