まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

映画まつり2

 ・映画祭りのつづき

 

 ・2009年公開。ターミネーターたちがタイムトラベルしていたシリーズ3までと違い、スカイネットと戦争中の未来が舞台。まだ英雄になる前のジョン・コナーが、不思議な男と出会う。ターミネーターのプロトタイプも登場。
 番外編のような感じに。この不思議な男の正体はまあそんな感じかなと思う。ただ荒野でマシンとドンパチやるのはけっこう好き。バイク型のターミネーターとか、ロマンすぎる。ターミネーターってもともと隠密潜伏用だったよね。

 ・2015年公開。ターミネーターの5にあたる。スカイネットとの戦争が終結する直前、スカイネットターミネーターを過去へと送り、合わせてジョン・コナーが親父のカイルリースを過去へと送る。つまり1へ繋がる物語なのだが、現代には気弱なサラ・コナーの姿はなく、ターミネーターT-600(シュワちゃん)に育てられたというムキムキのサラ・コナーがいた。誰かが過去を変え、歴史の歯車が完全に狂い始めている。さらには英雄のジョン・コナーまでもが歴史へと介入してきて……

・キャメロンがちょこっと協力した意欲作、シュワさんもでてくるよ。初期の若いT-600と、白髪のおじさんT-600が出てくる。シュワさん70歳だもんね……。いままで相棒みたいだったT-600が、育ての親、保護者みたいな形で登場。けっこう意欲的な設定。
・戦うサラ・コナーが超きれいでふつくしい
・液体金属の敵ターミネーター役にイ・ビョンホン。笑顔が素敵な人かと思いきや、無口な役がとても似合っていてかっこいい。アジア系のターミネーターっていなかったけどいいな。
・スカイ・ネットはタブレットに寄生しているOSのようなものになっていて、人々はこれなしに生きられないようになっており、時代に合わせたものになっている。中盤にどんでん返しが2つ。こういうシリーズものは、現実のテクノロジーがどんどん進化しているので、設定を合わせるのが大変だろうなと思った。エンタメとしておもしろいかどうかはわからないけど、いろんな面が見れてワクワクしていた。 

バトル・ロワイアル

バトル・ロワイアル

 

 ・2000年公開。思ったより怖い場面はなく、いま活躍中の方たちの若いころがいっぱい。こういう脚本なのか学生の演技があれなのかよくわからない。邦画はどうしてもセリフの良し悪しが気になってしまって集中できない感がある。デス・ゲームの元祖なのだろうか。いま大河の『井伊直虎』を見ているせいか、柴咲コウさんが狂いまくってる役で出てきてテンション上がった。あとたけしがやっぱりかっこいい