まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

りーう”・りざいん

 ウフフ。今日は文体を変えたりしてみたり。おぼえがきの雑記だらけ。

 

★ 勤め先の上司に辞職のことをつたえた。

 言う前の期間はなにもする気が起きず、すごくぼんやりしていた。作業記録をつけてないのだけどおそらく3週間は完全にボンヤリしていた。それはどうしてかというと、『やめます』と言うと給料がとだえる。言う前はなにも言ってないので何も動かない。だけど言ってしまうとそこからヨーイドンで貯金が減っていくのである。実際やめるのは2カ月先かもしれないけど、準備ができているか、見通しは立っているか、の自問をずっとしていて、創作どころではなかった感じがある。とてももったいなかったけど仕方がない。そしてかなり苦しかった。後で考えると、もっとスムーズに言っても良かったと思う。

 

 辞める理由は関東圏に行くかーということで、会社がイヤだったからとかではなく。むしろ条件を考えたらとても良い会社だった。関東に移転してほしかった。
 ずっと上司と2人になるタイミングをうかがっていたのだけどそれができず、最終的に皆がいる前で「お話があるのですが」と無理に連れ出してしまった。上司はカフェに連れ出そうとしてくれたけど、近くにお店がなかったのでとりあえずドライブして話した。特に引き留めもせずとりあえず応援してくれた。とても良い人だった。すばらしい人だった。(それがわかったのが辞めるときってどういうことだ)。理性的で、余計なことをせず、つねにフラットで、たまに褒める、たまに無茶ぶりする、いつでも冷静だった。部下でもスッと話を聞いてくれた。今後、中小企業の社長やリーダーになるとき、この人をモデルの1人にするだろうと思った。
 私はどうも大人との間にものすごい壁をつくってしまうらしく、なんだかわからないけど怒られると思っているのか話しかけようとしない。それはよくないと思う。学生時代のころは、日ごろからその人と雑談なりして、コミュニケーションルートを作っていて、そうしないといざというときの報告や相談ができなくなるからだった。だけど社会人になるとその時間がなく(?)、みな仕事ばかりしているのでルートが作れない。まいった。即ドカンとルートを作るしかないのだろうか。そもそも本音とはなにか。

 とりあえず今のプロジェクトもあるので、いつ辞めるかは返事待ちとなった。

 

 で、伝えた次の日の土日、やはり作業がずんずん進み、いつもの2倍ぐらい動いたかもしれない。むしろ先のことを考えていないので、焦っているとも言える。たまっていた作業を早く終わらせたい気持ちが出て余計にやばくなっている。大丈夫でしょうかこの子。病院の予約とかしちゃったりして。目とか歯とか筋肉とかまずそうなところがけっこうある。

 正直、つたえた日の帰宅したあとの夜は、上司がいい人すぎて泣きそうになってしまった。ありがたすぎて泣くぜ……というか。次の日には元気になっていたけれど。

 

★ 今後のことはあまり考えていない。日にちが決まらないとしょうがない気もする。とりあえず遅れまくっている司書資格と、完全に止まっていた原稿を……。転職まで原稿を休んでいたら、おそらく書けなくなるので良くないと思う。心情的には書きたくないのだけど、止まっていたらおそらく次のスタートができない。
 英語が勉強したい……けどこれから使う予定はおそらくない。英語は便利だけど、必須スキルというわけでもないし、お金を稼げるスキルでもない。いや翻訳もあるにはあるけど。工学の研究者も、研究で稼いでるわけであって英語で稼いでるわけではない(ただし英語は必須)。とエラソーに言ってみるがやっぱり勉強したい。近ごろ勉強ばかりでいいのかどうか。

 

★( 緊張でおかしくなってる期間中に原稿が書けたか、と聞かれると、どうだろうか。やっぱり厳しい気がする。明日のこともわからない状況では書けそうもない。どうも自分はこういう対人プレッシャーみたいなのが弱点属性らしく、隔週でつらいミーティングがあったときもダメだった。こういうときのメンタル管理方法を知りたい。

 例えばあしたが学会の発表とかなら平気である。プレゼンは平気だから。もちろんプレゼンで企画の可否が決まるとかなら厳しいけど……。明日が取引先との営業ならどうだろう。やることが決まってて知ってるなら平気である。だけどそこで取引の成功失敗が決まるならやはり緊張する。ここが差だろうか。自分のふるまいで結果が変動する→ずっと気合入れないといけない→しぬ、というプロセス。100%のパフォーマンスを発揮しないといけないというプレッシャー。これがつらい。本当は70%でもいいのかもしれないけど成功したことないからギリギリがわからない。そして私はいつも寝不足である。それがよくない。

 そう、つまり斬られる間合いを知っておけば余裕ぶっこいていられるけど、間合いを知らないと常に緊張を強いられる。みたいな感じか。)