まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

図書館ちょうさ

 

・土曜は体調がガタガタになってしまい、薬を飲んで回復した。

・日曜に新井素子さんのトークショーに行こうかとしたけど、作品が読めてなかったので断念。

 

・代わりに司書レポートを進めるために、おとなりの市に9年前にできた図書館の調査。

・自動貸出機もあるし、書庫は自動機械本棚らしい。つまり機械がういーんと動いて本を取るやつ。最新式のやつ。貸出カードには、借りている本の一覧が印字される機能つき。やば。

 

・かなり勢いがある図書館。建物が新しくてきれいなのはそうなんだけど……。とにかく、利用者に本を読ませるきっかけ(フック)を作りまくっている、という印象。図書館だよりは年齢層別に、毎月5種類くらい出してるし、企画もYA向け、児童向け、シニア向けと別々にやってる。展示では
・「ドラマ・映画化小説いちらん(毎月更新)」
・「おもな文学賞受賞作いちらん(毎月更新)」
・「夏目漱石没後100周年コーナー」「司馬遼太郎没後20年コーナー」
・「芥川賞直木賞本屋大賞作品コーナー本棚」
とかめっちゃあった。とくに「文学賞受賞作いちらん(毎月更新)」はかなりヤバイしめっちゃ有用。ぜんぶ職員の手作りポップだったと思う。雑誌の数がちょう多い。YA向けコーナーはよかった。

 

・ほぼ年中無休(月曜も休まない)、毎日夜22時まで開館、自習室いっぱい、ミニオフィス完備。これ都会の図書館にあるやつやん。やばいやつやん。

・信じられるか……この自治体、うちの市より人口少ないんだぜ…信じられねえだろ……?

・貸出カード作ってるときに、「司書の勉強をしてるんですが、ここは〇〇サービスをやってますか?」と聞いたら、奥の部屋から重役っぽいオジサマ職員が出てきて、いろいろ説明してくれた。「お恥ずかしい限りですが、そのサービスはまだまだ手が回っていないのが実情で、これから充実させていくつもりです」。この図書館はあと2回の変身を残しているらしい。こわい。

・地元の図書館で勝ってるところは……HPが充実してるところ、マイページがあるところ、HPから貸出延長ができるところ、図書検索機からプリントアウトができるところ(これがないと配架場所をいちいちメモしないといけない)、いろいろイベントやってるところ、ぐらいかな…。

・体調がガタガタのときに行かなくて良かった。無理して行くところだった。