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まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

ドラマはいらないコンセプト

・マンガでわかる〇〇、の内容をどこまでマンガにするか、というのはすごくシビアな話だと思っている。

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第2版

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あまりにマンガ部分が多すぎると理解ができないし、泣いたり笑ったり感動部分はいらないという人もいるし、かといってマンガのフキダシに説明をだらだらくっつけるとかなりわかりにくい(全編マンガで説明する本は結構こうなる)。
この簿記の本は左ページに4コマがあって右ページに用語の解説や計算がある。簿記の理解を早めるには実際の「取引」や「商売」を理解するのがいちばん早いらしいので、取引を描いたほうがはやい。しかもこの4コマには感動とかギャグとかもなく淡々と進んでいるのでわかりやすいと思う。(表紙でパブロフ君は笑ってるけど、中ではわりと無表情で、なんか笑える)

もちろん対象年齢、読者層で、どこまで敷居を低くするかというのもある。小学生向けとか全然わからん大人向けとかもある。私は最近、プログラムの本とか資格の本はデザインに凝ってる本を選ぶ傾向があり、パステルカラーのほわほわ系が読みやすいのでよく買っている。初級資格は初心者本を買って、あとは過去問をやればいいからというのもある。資格は半分お遊びでやってるようなものだから、なるべく疲れず楽に勉強して取れればいいと思う。この傾向はひょっとして、名著リーダブルコードから始まったかもしれない。デザインにこだわっている本を買ってしまう。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

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 これも中身のフォントがかわいい。買ってもうた。

よくわかるHTML5+CSS3の教科書【第2版】

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(が、ちょっと難しいサーバー構築関係の本になると、どかんと分厚くて急に読めなくなってくる)

きっとそれは「読めない本は意味がない」「読みやすさが第一」と考えているからで、読めない解説書は意味がない。初心者だから。中級レベルになってきたら、読みやすさより内容の深さ、詳しさを重視すると思う。

いちおう、「物語でわかるニュース解説コラム」みたいなものを書いているので、そこらへんを気にする。あまりにも萌え萌えした解説書は読めない。それは対象購買層がちがうだけの話かもしれないけど、本当にわかりやすい解説書というのはあって、コツは「コンセプトがしっかり決まっているかどうか」だと思う。「わかりやすさ」を追及するのか楽しさを追及するのか。私は一応、小説畑なので、どうしてもやっぱりドラマ性を書いてしまう。でもそれはコラムとしては失格かもしれない。邪魔になるから。中途半端になるといけない。むずかしいね。

こういうときに「これどう?」って聞けるのが編集者さんなんだけど、私には編集者さんがいない。困る。