まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

本気で書こうとするほど書けなくなるのろい

★あのコンテストで1等とってやるぜ! といったときに、おもしろいやつ書いてやろう、と思います。

 

でもそういうときにたいてい、自分は書けなくなります。

あれじゃだめ、これじゃだめ、とボツだらけで、プロット段階で気負って動けなくなります。

いままでそれで何度空回りをしたことカーツ。 

 

★ もともと書きたい・書きたくないの気もちに左右されるタイプで……こうなるときびしい。

恐ろしいことですね。本気を出そうとしたら出せなくなる。じゃ本当の本気はどうするねんという感じですが。

RPGでいうと、攻撃力は上がっていくけど命中率が下がるリスクパラメータみたいな……ただ「ちからをためている」ばかりで攻撃しないものとか……。

(状態異常「緊張」でもいいカモ)

 

★ ではどうするかというと、気を抜いて好きなもの書きなさい、という感じですが。

でも、こういう瞬間は(今まで)何度も何度も訪れて、新しいステージ、新しい場で小説を発表するたびに、本気を出そうとするのです。緊張します。

(だいたい仕事でも本気を出しすぎて「がんばりすぎよ!」と怒られるタイプで)

じゃあ本当の本気を出すときっていつ? ってことで、もし「この作品が最後で、後はないと思ってください」「載せるのはこの1回だけです」となったとき、ちゃんとパフォーマンスを発揮できるか不安なんですよね。本気を出す練習もしておきたいというか、オリンピックの決勝のときに本気出さなくてどうするのというか。

(そんなときは来ない、なんてことはない、(*´ω`*)ハヤル 

 

★ で、目的は「本気を出すこと」なのか、「最高のパフォーマンスを発揮すること」なのか、になって。

「最高のパフォーマンスを発揮する」→「いつもどおりやるのが一番いいっぽい」ということなら、もうこれしかないということに。悲しいことに。

正規分布のグラフで想像すると、横軸が本気度、縦軸がパフォーマンスで、「いつもどおり」のときが正規分布の真ん中らへんなら)

じゃあがんばるってなんやねんという話なんですが、作品完成→下読み→がんばって修正、くらいはできる、かな……。

でもプロット段階でアレだとどうしようもないんですが。難しい。

 あとは人物設定とかを「ていねいに」決めておく、くらいしかない。おもしろいものってなんだ!?みたいなドツボにはまると手が止まってしまいます。