まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

昆虫はすごいぞ

 

★ よんだほん 

昆虫はもっとすごい (光文社新書)

昆虫はもっとすごい (光文社新書)

 

 

前回の『昆虫はすごい』の続編? だけど、こちらの方がより一般向けかもしれない。こちらから読んでもいい。

物知り博士3人の、知識の絡まりあいバトル。

読みやすいけど内容が濃いい、虫オタクの分析、アマチュアの傾向、都市の公園の評価

 

★こういうのを読んだときに、他分野とのセッションで大事だなと思う。

これは虫の分野だけど、養老先生が動物学?の似た例をちょいちょい出して、「あ、そうなんだ」と知識がスパークする。ほかにも植物学、地質学。

ほんのすぐとなりの分野に、ものすごいヒントが隠されてたりするけど、気づかない。

分野横断てかんたんに言うけど、学会とかでは難しい。

他分野の人と話すのはしんどい。知識をすり合わせないといけない。

ランチとかでじゃあ他分野の人と話せますかと言われると、結構タイヘン。

 

 

★ 気になったところ

・「生を実感するのは死を意識したときだけ」。身内が死んだり、自分が死にかけたりしたとき。

・SNSツールは人を食い物にしている。会話が儲けの手段である。客、人の取り込みが商売だ。

・うさぎとカメで、コツコツタイプのカメが勝つ時代は終わった