まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

「恥をかきたくない病、正解を言うべき病」の治療法(正解)をさがす

・いま、「正解を探す」「間違いを言いたくない」クセがついてるなと思います。

 

 初対面の方(特に年上の方)と雑談したりするとき、

「まちがいを言うとヤバイ」「年上の方は自分より絶対にただしい」と思うことが多く、沈黙してしまいます。

 最近気づいたのですが、自分はキルアのように、無意識に「相手がこの話題を知っているかどうか」をめっちゃ計っていました。(選択は逃げの一手、負け犬の思考……

 

「相手はこの話題知らなさそう」→ ドヤ顔で話す

「相手はこの話題知ってそう」 → だまる

 

 裏返すと、「話題に精通した人に話すとまちがいを指摘されそうだから」ということです。

これで何がまずいかというと、話したいことがあるのに議論や雑談が発展せず、気になる情報が得られない。気になる話題や知りたいことはあるのに、話せない。成長しない。

(いま思うと、学生時代の「商品開発」の授業や「政治ディベート」の時間はすごく苦手でした。政策に答えはなく、たとえば「原発の是非」なんて正解がありません。私はすぐに有識者や専門家の意見を知りたがり、学生の議論は無駄だと思っていました。)

 

★ ではどうするか。

少し考えましたが、「まちがいを言って恥をかく」訓練はきつそうです。

「断言する」と間違いになるので、「質問をする」に変えちゃうのはどうでしょう。

 

「最近こんなのが流行ってるみたい……ですよね?」

「最近ああいうの流行ってるみたいですけど、どうなんでしょうね?」

 

なんかズルイ気もしますが、これなら少しハードルが下がりそうです。

しかしこれは双方向の対話なら可能ですが、一方的にスピーチする講評会とか、コラムの執筆ではできません。基本的に質問できないので。

(コラムで意見を言うのめっちゃ苦手です)

(まいにち、比較的ゆるめに考えを言うといいんでしょうか。)