講義メモ
・講義動画を見直す。名前を呼ばれた瞬間に頭が真っ白になり、先生のコメントを聞いていない。動画を見直すと、案の定なにもおぼえてなくて草。
・ゲストとして迎えるのではなく、演者になってる、ひねりが効いている。設定はもっともっと詰めていってほしい。ちゃんとオチもあって、予測できるオチではあるが、情報量がものすごく増やせる、映画に出てくる役のディティールをもっと増やしてほしい。ヒロインとヒーローが固定されているはどうかと思う。ヒロインでもヒーローでもできる。なる場合もある。
・つねにメンター役、かならずライバルとして出て来るやつとかね。ハリウッド映画だけにかぎっても、役はたくさんある。伝統的に出てくるものとか。日本映画とか、インド映画まで拡張していくと、驚いて笑うだけの人とか、情報量、この世界の完全性、隙間をギチギチにつめていくと、なかなかすごいもの、ぜいたくに使い潰していきながら、ぜいたくな情報量、を使っていく。それだけにしなければ、視聴者ごとにパーソナライズしたようなものには、なかなかなれないわけで、短編として、まとまりそうな予感もあるし、オチもあるし、ぜひ完成した形で読んでみたいなと思う。
・エモさがいいのではないか。
・個々のストーリーのプロットが変わっていく。劇中劇として、3,4本ほしいが、この分量でできるかどうか。入れられなくはない。個人的には入れてほしいが、それを回避して面白くなるならOK。グラン・ヴァカンスとの差別化。
またAIが人間を殺す作品を欲するのかどうか、またグラン・ヴァカンスとの差異。
・
アンの青春(下)
新訳 アンの青春 (下) 完全版 -赤毛のアン2- (角川つばさ文庫)
- 作者: L・M・モンゴメリ,河合祥一郎,南マキ,榊アヤミ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/04/15
- メディア: 単行本
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・角川つばさ文庫はここまで。続編の『アンの初恋』は出ないんですかね……。
・はじめはモーガン夫人を迎え入れるため、ものすごいお茶会の準備をするアン。デイヴィーの失敗と来ない客人。
『料理人が多いとスープがだめになる』。つぎつぎと砂糖をぶっこむ人たち。なぜ味見をしないのか……。
・大皿を買うため、ミス・コップのところに行くアン。小屋の屋根が破れてしまい、屋根に体ごとつっこみ、降ってきた大雨を傘で防ぎながら詩を考えるアン。すかさずメモをとる詩人の鑑。17歳にして小屋の屋根に半身つっこんでいる。
・ポール・アーヴィングのひざまくら。許されざる。中盤までギルバートとアンの進展は0だったんですが……。
途中、アヴォンリー村にものすごい嵐と雹がやってくる。死んでしまうジンジャー。
・使用人と2人で屋敷に住むミス・ラベンダー。オールド・ミスなのだがまるで少女のような容姿と考え方。『ぼくにキスしたかったら、してもいいですよ』。10歳くらいにしてマダムキラーのポールくん。いや相手はマダムじゃないんだけど。使用人のシャーロッタ4世がどう見てもエルフメイドである……。
・アンのお隣さん、ハリスンさんが実は結婚していて、奥さんがすっとんでくるという展開。
・ついに登場したポールのお父さん、スティーヴン・アーヴィング。超イケメンのおじさま。イケメン・オブ・イケメン。大昔に別れたラベンダーと再会、引き合わせたのはアン。フォーチュン・クエストのパステルなら「ぎゃあああああ」と叫んでいるところ。そして泣いているところ。
・アンよりお先に親友のダイアナのほうが婚約してしまう。「少し太め」と書かれているのだが、挿絵のダイアナはどう考えてもそうじゃない。
・リンドさんの旦那さんが静かに亡くなってしまい、リンド夫人はマリラと同居することに。アヴォンリーではわりと普通に人が死ぬ。まあ仕方ないのだけど。そのかわり、アンは学校の先生をやめて大学に行くことに。
第4期 感想交換会 8月
第4期、感想交換会の第2回。
日時:8/17(土) 13:30 - 21:00
場所: 東京都新宿区新宿5丁目、700円
参加表明:14名
参加者:10名、初参加3名
対象作品:梗概9、実作5
暑い日。作品〆切が15(木)だったもので、中1日での集合。(幹事が前日まで、台風直撃した実家に帰っており、ややグロッキー)。直前になって集合時間を前倒しにするも、これでもやや時間ギリギリ。
実作はほぼ読めていて、梗概は当日がんばって。ていねいな講評にはやはりどうしても時間が必要。いつもの減点法がよろしくない。
・部屋は広くて安くてラッキー。
・感想交換会で言い切れなかったこと。
・時代設定(現代?)、事件のリアリティレベルに対して、AIアリスがややオーバースペック気味かもしれない。かと言って、アリスが全然役に立たないとバディものにならないので、2040年?くらいの設定のほうがいいか。アリスはデジタル方面にとても役立つけれど、人間の機微には疎いとか。そう考えると、『通報しようとすると、アリスに止められる。京都府警は勇み足で逮捕しがちだ。状況を把握できず、僕を疑うかも知れない』。こういう推論・アドバイスをするのはむしろ人間側かもしれない。過去に似たような事例があって、アリスはそれを参照したのならOK.
とか言って、仮想通過AIアプリのカレンさんはペラペラ喋っているんですが……。
・自分の提出梗概
あらすじ:”ストーリー自動生成AI『ミューズ』の命令により、毎週異なるヒーローを演じるAIテピス。視聴率によってストーリーが様々に変わるなか、現実世界では大変なことが起きていて…。”
・交換会での意見
・good
・現実世界のAIたちは人間を滅ぼしかけているのに、中のテピスは人間との共存を模索している。
・AIの意識と体。テピスはヒーローが変わる度に、意識は変わってないけど、体は変わっている。
・現実世界ではまったく人間がいなくなってしまったのか、それともAIたちがこっそり見ているのか
・懸念点
・テピスだけがなぜ倫理ルールがアップデートされないのか
・”戦争”出すとつまらないかも。ありきたり。
・ミューズAIが「外の世界は○○で〜」と言い始めるとおしまいである。また、視聴率以外、たとえばなぜテピスは外部の情報を得られないのか。
たとえばスパイダーマンとか、平気で現代のNYとかが舞台だし、現実世界の歴史とかがわかってしまうのでは。
反省:
・直前までネタが全然出てこず、厳しかった。
・まだまだアイデア段階。もう少し練る必要があるが、練ってると完成しない。
・現実世界が見えない不安。ただ情報が少なすぎる感じもある。梗概としては40点。
・現実世界が大変になるのか、宇宙人が攻めてくるのか、AIが人間と共存するのか。もっとすごいラストがありそう。テピスがデジタル世界からとびだして現実世界に行ってしまうとか。なにそれスミス。
・ゲームAI、三宅陽一郎先生の本を読む必要がある。対話AIは既知だがゲームAIにはまだまだ知らないことが多そう。
ヒーローと正義
- 作者: 白倉伸一郎
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2004/05/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・ヒーローの定義:ふしぎな出生、怪物の退治、財宝の獲得、(女性の救助)
・敵がいなくてもヒーローにはなりえる(金太郎など)
・怪獣と人間の遭遇。動物園のオリをふっとばすようなこと。
・【カーレンジャー】では終盤、主人公と敵の幹部がラブラブになるという衝撃展開が。ラストは敵役までもが仲直りするらしい。しかし怪人役は倒される。理由はなにもしてないから。鬼は善行かなにかを積むしかない。
・ヒトラーはなぜユダヤ人を国外追放せず、根絶やしにしようとしたのか。効率的な殺人計画だが、計画自体は非効率である。
・森羅万象を分けるとき、二元論的世界観。男と女、善と悪。しかし、本当にこの2項は対等なのか。p91
・グレーゾーン
・p102 彼女は人間というより「車椅子の少女」という記号になる。
・「脚を踏まれたものの痛みは、踏んだものにはわからない」
:
・【境界を侵犯し、世界観を混乱させることは、不快をもたらす】【
欲望を軸として回転する経済社会では、不快感に基づくテーゼが道徳律として社会ルール化していく】p108
・二項対立をこわす第三のファクターが出てくると、そいつを敵と感じてしまう
・象徴的二元論
・宇宙人の
・マナーや勧善は「倫理」に相当し、ルールや懲悪は「法律」に相当する。p154
・「人を殺したら罰する」法律、「人を殺してはいけない」と命ずる宗教、「人を殺すのは悪いことだ」と考えるのが倫理。
・
・少年たちはこわいものであり、ましてや犯罪などしてはならぬ。十代は切れておらず、大人が先に切れている。
・ヒーローには法律をやぶってほしい。【自身の満足を得るためにルールを破るのが悪であり、ルールを破るために満足するのがヒーローの正義である】p177
・
・理想の教師像:たった一瞬であれ、町全体の心を一つにする。
一元論へ。僕らの正義はただ一つ
・justiceとは裁判であり、判断することであり、剣を振り下ろすこと。
歴史という教養
序章 「歴史」が足りない人は野蛮である
第1章 「温故知新主義」のすすめ
第3章 歴史が、ない
神には歴史がない。神は過去も未来もすべてを見通す。:アウグスティヌス。『永遠の今』
ニュートン。人間を神にする。今の数字を把握する。
資本主義は歴史を忘れさせる。カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア』
第4章 ニヒリズムがやってくる
1.反復主義。ルイ・オーギュスト・ブランキ。フランソワ・バブーフ:共産主義の始祖。「四季の会」。。ユートピア主義。『空想から科学へ』。マルクス主義。
第5章 歴史と付き合うための六つのヒント
1.似たもの探し。既視感。個人の値打ち。
第6章 これだけは知っておきたい五つの「史観」パターン
・右肩上がり史観。英雄になりなさい。
終章 教養としての「温故知新」
・哲学の前提:代数、幾何、天文学、音楽
キケロ:自由七科:
・テオドール・アドルノ:アウシュヴィッツ以後、
へー
・存在の不安:記憶の消滅は時間から捨てられたもの。
第2章 「歴史好き」にご用心:
第4期 感想交換会 7月
・第4期での初めての意見交換会
・去年(第3期 2018年)
・篠田先生が7月からスタート
・9月15日 参加者 約5人
・10月14日 約5人
(このあたりでMLで宣伝)
・11月9日 12人、14作品 実施12作品
・12月9日 8人、10作品
・1月13日 9人、11作品
・2月17日 7人、7作品
・3月17日 6人、5作品(最終)
最後の方になってくると皆さん忙しくなってくるし、最終候補レース?になるので、今が一番情報共有がしやすい……かも。
さて、第4期の1回目。
参加表明:15名
参加者:11名(欠席1名、日程合わず3名。うち録音1名、うち聴講生2名)
参加作品:13作品(実施は10作品)
時間:14時〜20時すぎ
場所:渋谷区渋谷 2-11-12 パークノヴァ渋谷403
<宮益坂会議室>渋谷駅宮益坂口5分!ゆったり14人収容!ホワイトボートリニューアルしました♪ |
・自分の提出作品はなし。
・当日になって、会議室の建物がオートロックだと気がつきました。こんなの初めて。途中から入室できないじゃないの! 慌てる。
……と思ったけど、玄関からピンポン押してもらえば良いだけでした。自分もオートロックに住んでるのに全然わかってない。
・最初の15分は自己紹介をして、あとはたんたんと。初めに作者さんからのあいさつ、講評してほしいところなどを発表して、全体で議論。(作品ごとに30分程度)。
・感想の内容は割愛。議事録をとったり、Webに上げたりすると雰囲気が伝わるかなと思いますが、公開許可を取るのを忘れていた。
・終わった後は飲み会。sf大会が近いのでそのお話。
・
・次回は8/17日。すでに14名から参加表明を頂いている。しかも選出実作もあるし、自分も作品を出したら13作品超えてしまうのでは……。
・でもお席は空いてるので飛び入り参加可です。