まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

星へ行く船おわり

・ヨンダー

 

星へ行く船シリーズ4逆恨みのネメシス

星へ行く船シリーズ4逆恨みのネメシス

 

 ・主人公あゆみにヘンテコな手紙が届いて、そこから嫌がらせの連続。「ネメシス」とは、ギリシア神話の義憤とか憤りの女神……らしい。本編にはまったく出てこず、いま調べた。シリーズ5冊目へのつなぎ回。 

星へ行く船シリーズ5そして、星へ行く船

星へ行く船シリーズ5そして、星へ行く船

 

・ レイディに拉致されたあゆみ、その目的は、全宇宙を救うためだった……? シリーズ最終巻。以下ネタバレ。
・実は途中から楽しく読めなくなっていたが、参考になるところ。心理描写を長くしているとあまりおもしろくない


・人間とはまったく異なる存在の宇宙人。クリスタルっぽくなったり立方体になったり形が変化し、それが意思伝達の方法らしい。未知の生物とのファーストコンタクト。相手がこちらを責めるのか、戦争になるかどうかの駆け引き。
・主人公の能力(?)が明らかにされるが、どうだろうか。
・後半のメンバーとのすれ違いはよかった。こういうリアルなイヤミが書けるようになりたい。
・実はこの後、旧盤では『星から来た船』シリーズとして3巻くらい出ている。(新盤では出版されていない)それも読みたいが、新井素子さんのほかの本の方が気になってきた。おそらくこのシリーズはドカンと世界を作ってそれを楽しむ感じなので、そこに注目しないといけない。

スランプ、スリップ

・不調を早くぬけだすほうほう……を考えていて、ここで不調は『目の前に課題があって、クリアするための時間や体力はあるのだけど、なぜか課題がクリアできない状態』として、まあ早めに誰かに相談するしかないという感じ。この不調が半年とか1年続くと、いったい何が原因でダメなのか自分でもわからなくなるし、嫉妬もヘイトも溜まるしで解決が難しくなる。『なんだかわからないけどダメなんです』では相談される側もわからないしで。

 

・という教訓を考えていて、自分にはそういう何でも相談できる先輩がいないな……と思ったので目を閉じた。正確にはそういう余裕が自分にないのでできない。なんてさびしいやつだ。今後はそういう余裕が生まれるのだろうか。

・振り返ると、では今回6月くらいから誰かに聞けたかというと、おそらく無理だったっぽいので、後悔してもしょうがない感じ。まあアレがせいいっぱいだったということで。まあうまく書けないな、というのは2年くらい続いているので仕方がない気もする。つまづいたときにパパっと聞けたらぱぱっと解決できたんだろうか。

 

・不調を抜けたらハッピーになれるだろうと思っていたが、そうでもなかった。むしろどうして早く回復しなかったのか、まわりよりこんなに出遅れてるよ、と焦燥がひどい。焦ってるということは多少は元気が出たみたい。(前は焦る元気もなかった)。スタートラインが全員バラバラなのはしょうがない。コチョコチョでも前に進んでるかどうかという感じ。

はー

・課題提出(あらすじ提出)を行った。〆切40秒前の提出。

 

・正直、資料読みはあまり意味がなかったような気がするが、ときどき助けになったので意味があったのだと思う。そももも出力できないときは入力する、というのは悪いことではない。

・ただまあ今回も前に書いたもののリメイクみたいなものなので、完全新作ではない。

 

・毎回思うが、しめきりギリギリに出すのは良くない。今回は7日ぐらいからスタート?→資料読み、キャラ設定、プロットなどなど。正直なところ、いまだに梗概の書き方がわかってない。いまのところはふつうにプロットを考えて、ちょっと本文書いて、梗概におとす、という感じでやっている。面白いかどうかまではさっぱりうまくいかない。次はもっと練る必要があるのだが、うまくいきそうもない。

・今回は課題の消化もうまくいっていない……なんだか疲れてしまった。これはレベル2や3の問題のような気がする。疲れた。おそらくチェックを待っていては、本文を書くやる気がドンドンなくなっていくので、もう書きはじめていたほうが良さそう。

 

・いまは絶賛スランプ中なのだと思う。いままでは、アマチュアが不調やスランプなんて言葉を使うのは甘えだと思っていた。だが、不調だと自覚しないと対策をしない、反省もしない、リソースもつぎ込まないし人に相談もしないしで、あまりいいことがない。なので不調のときは不調と認めたほうがよい。「不調のときこそ成長する機会」とよく言うが、それも自覚してから。
 この「不調のときこそ成長する機会」というの、アスリートがよく使うが、試行錯誤ができる十分な時間がないとあまり意味がないと思う。PDCAを回すのだけど、不調なので失敗→反省→失敗→反省の連続である。仕事してる人は普通、つらいので逃げ出すよね。

 

うっぱー

 

レイさんといた夏 (文学の扉)

レイさんといた夏 (文学の扉)

 

 "引きこもりの少女・莉緒の部屋に現れたのは、幽霊になったヤンキー少女・レイさん。ヒッキーとヤンキー、通い合い始めたふたりの心。"

 

・どうして幽霊とこんな話をしているのだろう? というところが好きだがあまりピンと来ていない。自分もよくやる。もっと匂いが感じられるようにならないものか。

・レイさんと別れたくない、というのは大変だなと思う。そんな気持ちがあっただろうか。わからない。

ズキズキ

 

「家政婦のミタ」DVD-BOX

「家政婦のミタ」DVD-BOX

 

 

 ・資料。全11話。2011年放送。
・ホームドラマを一気に11話見るのはつらかった……。どうしてもドラマ独特のセリフ回しが気になってしょうがない。あと家庭の話が好きでもない。(そもそも私がターゲット層じゃない)
長谷川博己さんがダメお父さん役なので「ゴジラ……」「巨災対に行こう」「洗濯うまそう」とか言っていた
・離婚、いじめ、自殺、不倫、解雇、とかいろいろ
・ドラマはほとんど見ないのだが、1クールでこんなに話が進むんだなあと思った。これが特別なのかもしれないけど

・命令したことをなんでも実行するミタさん。「これ命令したらどうするの?」を全部やってくれていた。ある意味ロボットを触っている感覚にとても近い。あまり壮絶な過去とかは好きじゃないのだけど、最後まで描き切ったのはすごいと思う。あと回想シーンがなくて良かった。

 

・1話:娘ちゃんとどぼん。「あなたが決めること」
・2話:息子くん(小学生)の話。いじめの話。
・3話:親父のヒミツバレ回。
・4話:ダメおやじ。親父が家から出ていく。
・5話:息子くん(中学生)の回。なにもかもすんげーイライラする思春期。動機が「家族を守りたい」というのは「せやろか」と思ってしまった。思春期て理由もなくイライラする。まあ家庭がうまくいかなくて、どうにかしたいけど、子どもゆえに力がなくてどうにもできない、というイライラはある。

 

・6話:娘ちゃん(高校生)の回。三田さんターミネーター。ブンブン刃物を振り回す松嶋菜々子さんがふつくしい。ホテルで制服を着るシーンはアカン。おいさん泣く
・7話:まだまだダメおやじ回。お遊戯会。「子供たちを愛してるかどうかわからない」という長谷川。どうすれば愛を表現できるのか、ということ。個人的に共感できるのだけど、最終的に「愛したい」ということになっている。こう壁を乗り越えるのは無理そう。愛とか好きとか定量出来ないものはなぁっていう。けどここで壁を乗り越えないと話として面白くないのだと思う。
・8話:ここから三田さんの過去へ。同時におじいちゃん回。ここからふつくしい三田さんが活躍するのだが、ここからでも1本のドラマが描けそう。(正直、これまでの見ててつらいものはあんまり好きでなく……)。うつりかわりのシーン。過去の告白シーン。

・9話:三田さんがお隣の家へ。灯油をオラー。なぜこんなロボットになったのか、というのは、自分では死ねないからというもの。

・10話:息子くんが参観日に作文を読むことに。たびたび三田さんの過去の人が幻覚として出てくるところは軽くホラーっぽい。ただがっつり回想シーンにもいかず、現代のシーンと混ぜるのはうまいと思う。

・11話:ラストはドタバタ。それでいいのか……という感じもするが、着地点は難しかった。
・まるでロボットのような見たさんが人間らしくなっていくところは素晴らしい。ある意味で8話までは、女優さんの魅力を消していた感じ。(表情だけで演技するのも大変なのだが)。大変だよなーと思う

眠いいね

・いろんな打ち切りだったり、連載再開だったりを見ていると、結局たくさんのアイデアをどれだけ出せるかが大事なことっぽい。

・→ たくさん書くこと。年間何百枚。だとすると何が必要か。
・アイデアからプロット、形にするまでの時間をなるべく早くする。 
・普段からアイデアを出しておいてそこから捻出する。
・もしくは、自分が「完成」と思うラインを下げる。90%か40%くらいに。文章、展開、いろいろ。

・司書のレポートやプログラムの勉強はどんどんやるのに、執筆をやらないのは、残念ながら私の中で執筆が楽しくないものになってしまったのだろう……たぶん。楽しくないものを、楽しいツボを探しながらやるのも得意なはずなので、何かあると思う。たとえば勉強と混ぜてやるとか。インプットを入れると自然とアウトをしたくなるとか。(それはトロくなるはずだ……)。

・残念ながらこの関係性を書きたい、というのはなくなってしまったのかな……調子が悪いだけなのか。即効性を求めすぎなのか、わからない。そう、興味をもっているものにフォーカスを合わせるのは大事なこと。

るーるるるー

・珍しく家で集中できそうな1日だった。できそうな1日で、結果的に空振りした。

・だいたい集中が途切れるときは眠くなったときか、ご飯を食べるときか、お風呂が必要なとき。もう食事はいらね、という感じ。仕方ないのだけど。だから締め切り前のときは食料を買い込んだり作り置きをしたりするわけで。いちばん良いのは勤めてるときのように、昼食後は少し眠る方がいいんだろう。

 

・時間が空いているので、料理の研修をしている。(勤め始めたらする自信がない。)本日はミネストローネとかつ丼。ミネストとか言いつつ冷蔵庫の余っているものを片づけるスープ。カツがどうしても食べたかったのだが、油もなくトースターもなくオーブンもない家ではやはり無理っぽい。カツだけ市販のものを買う。高い。

コスパ厨なので、自炊に意味があるのかと思う。節約という目的では自炊はほぼ意味がない感じである。東京では安く速く食べられるような、ひとり暮らし用の環境が整いすぎているので自炊はあまり意味がない。それでもまあすると色々なことがわかるのでやってみる。ただ時間は取られる。

・いまのところ、誰かに食べてもらうなどのことはできそうもない。よく失敗するし、まだまだ重すぎる感じがする。へたをすると、作品を書いて友人に見せて忌憚のないダメ出しをくらうくらい重い作業である。

・今のように1日ごとに買い出ししたり献立を考えていてはそりゃ集中も途切れるという感じだ。どっちをやめればいいんだろう。チラシを眺めている時間とかをなんとかしたほうがよい。