まほうのことば

小説の新人賞などに応募しています。本の話や創作の反省。黒田なぎさ

はー

・ちかごろ電子書籍が読めなくなっている。

 目が悪くなってきたのか、自分のスマホポンコツになってきたのか。正確には「スマホ電子書籍」が読めなくなってきた。パソコンでは読める。スマホがそうとう遅くなってきたし、かなり古くなってきたので機種変更すべきか。ただ機種変更に足が進まない。

・PCで読めるということは、やはり小さな画面とレスポンスの遅さだろうか。あと流し読みがデフォになってきたので、スマホで流し読みができない。通勤中も紙本を取り出し始めている。

・一時期は紙 vs 電子で、電子書籍が9割超えてたのに。

WEB+DB PRESS Vol.102

 

WEB+DB PRESS Vol.102

WEB+DB PRESS Vol.102

 

IPはインテレクチュアルプロパティ、つまりコンテンツのこと

KADOKAWAは,IT企業であるドワンゴ経営統合し,出版とITという2つの文化を持つ出版社です。独自の強みとなるアニメや小説などの知的財産(IP)にIT技術を用いて,まったく新しいコンテンツ展開を構想してい

ミミア姫

 

・全4巻。すべての人に羽が生え、その人の未来が見通せる『天国』(?)でのお話。まったく羽が生えていないミミア姫が生まれ、ミミアの未来はまったく見通せない。国の中で唯一、2本の足で駆け回る姫の話。(つまりふつうの人間)。
 コミックス3巻、4巻の怒涛の展開。SF。精査するとおもしろそう。

 ただ自分が最近、こういう『はじめはユートピアみたいな幸せな世界で、途中から戦争が始まって人がどんどん死ぬ展開』がしんどくなってきている。ただこの作品は幸せ度がはんぱないし、戦争の描写もやわらかめで、読めた。これで子どもがドカドカ死ぬとかだったら耐えられなかった。ユートピアユートピアのままでいられないのだろうか。

 

マチルダは小さな大天才:ロアルド・ダール

 

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,宮下嶺夫
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/10/01
  • メディア: 単行本
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 ・読書会のために。
 ハリーポッターが出る前は、イギリスで一番売れていた児童文学らしい。巨匠ロアルド・ダールは元空軍パイロット。知らなかった。『チャーリーとチョコレート工場』の原作。 宮﨑駿氏が大ファンらしい。
 ・5歳の天才少女マチルダ。両親はとんでもないバカで、彼女の頭脳を信用しない。やがてマチルダは学校に行くが、校長先生がさらに傲慢の固まりで、マチルダはどうがんばるか。

・後半から怒涛の展開。

・イギリスの子たちはこれを読んでるのか……すごい反骨精神が芽生えそう。先生と親に対しての。日本では何があてはまるかな。

ミリオンセラーの児童文学一覧 - Wikipedia

上位はほとんどハリーポッターだが、そのなかに『モモ』が入ってるのがすごい。あれけっこう長いから読めてない子もいるだろうなあ。

  

 

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

 

 『チャーリーとチョコレート工場(2005年)』の原作。貧乏少年のチャーリーが住む家の近くに、謎に包まれた超人気チョコレート工場がある。ある日そこの工場が「世界に5人だけ、子どもを工場に招待する。チョコを買ってゴールデン当たりが出た人だけ!」。だけどチャーリーがチョコを食べられるのは、年に1回の誕生日の日だけ……。
・結局チャーリーは招待されて、工場見学。子どもが夢見るような、家もチョコ、草原もチョコ、チョコの川。

・チャーリー家の貧乏具合がこわい。貧乏すぎて悲しい。
・映画を見たことがないのだけど、工場長のウィリーが本気でジョニー・デップだった。順番的には逆なのだけど、ジョニー・デップの再現度がすごすぎた。

・30話くらいあるなかで、最終話が『チャーリーのチョコレート工場』なのはゾクっと来た。映画がないと意味がないけれど。

「チョコレート工場」からの招待状―ロアルド・ダール (名作を生んだ作家の伝記)

「チョコレート工場」からの招待状―ロアルド・ダール (名作を生んだ作家の伝記)

 

 ・ダールの伝記。ダールは幼少期、父親が亡くなったり、学校で校長にいじめられたり(?)、不遇な環境だったもよう。ただお母さんが素晴らしい人で、ダールが母親に書いた手紙は全て残されていたらしい。くわしくは自伝『少年』『単独飛行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』で。
 ダールは大学に行かずに、第二次世界大戦中に空軍パイロットに。事故とかにもあったらしい。爆撃機を何機か破壊し、相手パイロットの脱出パラシュートを見ると「ほっとした」という。事故の後遺症が響いて、大使館つきの軍人になる。作家さんに「パイロット時代の取材をさせて」と言われ、話すよりメモに書いたほうがいいだろうと思ってメモを書いたら、「このまま出版しろ」と言われた謎の才能。最初はパイロットの話、つぎに大人向けのサスペンスな話。児童文学は結婚して子どもができてから。奥さんは大女優のパトリシア・ニール

・一作を書くのに結構な時間をかけるタイプ。児童文学には1年以上かけるときも。結構、自分の体験をもとにしたものを書く。(幼少期の家の近くにチョコレート工場もあったらしい)。自宅の敷地内に小屋を置き、鉛筆で書く。思いついたアイデアは子どもに話し、ウケが良かったら話を書く。とにかく、子どもによくお話をしていたらしい。

いいアイデアがうかんだら、いいかい、それを忘れないようすぐさま書きとめるんだ。そうしないと、まるで夢のように消えてなくなってしまうからね。

いくつもの山を超え谷を超え、いろんなものを超えると、まず目に入ってくる眺めがあるから、それを書きとめていくんだ。

道中でいちばん高い山が、ほかでもなく本の結末だ。だって、そこからの眺めがぴかいちのはずだからね。

さて、正午になると、ダールはひと休みして昼食にする。続けて書いていられるのは二時間までだ、とダールはいいはる。二時間をすぎると、さっぱりはかどらないらしい。(中略)。お昼を食べ終わると、本を読んだり、家の周りや庭をぶらぶらして趣味を楽しんだりした。そのあと午後四時には小屋へもどって、また二時間執筆した。

・5子の父親。困難に立ち向かう人らしく、奥さんが脳卒中になったときも、子どもが脳に障害を負ったときも、技術者と協力して医療機器を作ったり、病気について調べまくって奥さんのリハビリをしまくったらしい。すごい人。しかし自伝には書かれてないものの、離婚の原因はダールの浮気だったらしい。奥さんの自伝もあるので、そっちも読んだほうがフェアかもしれない。

・代表作、『マチルダは小さな大天才』は、最晩年の作品。亡くなる2年前に出版。

 

少年

少年

 

 

単独飛行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

単独飛行 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

真実―パトリシア・ニール自伝

真実―パトリシア・ニール自伝

  • 作者: パトリシアニール,リチャードディニュート,兼武進
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: 単行本
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響~小説家になる方法~

 

・前巻の終盤で、ついに編集者に居場所をつきとめられた響。初めて出版社に赴くが、選考委員の作家を殴ってしまう。それは正義感からではなく、作家の著作を読み続けてきた怒りからだった。
 終盤、響の新人賞受賞が決まる。

・序盤、新人賞授賞式に出席する響。そこでいつものように同時受賞者の作家をぶん殴る。
 終盤、リカのデビュー作を批判した響がケンカ。芥川賞候補の発表まで絶交を約束する。ラスト、響の芥川賞直木賞の同時候補が決まる。 

・序盤、リカと仲直りする響。リカはデビュー作を執筆する中、編集者とのやりとりで自分らしさを発揮できなかったと語る。
 中盤、週刊誌記者に見つかる響。当然ボコボコにする。終盤、動物園と遊園地で遊ぶ途中、響の同時受賞が発表される。

 ・序盤、記者会見に登場する響、やはり会見記者をボコボコに。
電車の踏み切りで芥川賞候補者と出会い、電車を止めて賠償金を(受賞賞金で)払うことに。
・中盤、響は高校2年生になり、文芸部にも後輩ができる。さっそく後輩ヤンキーをボコる響。
・終盤、響が書いたラノベが投稿され、アニメ化企画が進行。テレビ局の男と会うが、おそらくこの男が今後のボス。 

 

最近の反省

・原稿が全然できない

・原因のひとつとしては、仕事でプロジェクトが山場を迎えているから。これはしょうがない

 

・もうひとつは、おそらく冬の気温(と新居アパート)に対応できてないこと。ここ数カ月、週末に全然起きられなくなっている。午前中にまったく起きられなくなってしまい、作業時間が確保できない。とてもつらい。新居になって室温調整ができてないみたいだ。昔から家族に「服装がおかしい」などと言われてきたし。自分では「体温はそこそこ」と思っていても、体がすごく寒がってたり冷えまくっていたりする。とても悲しい。

新居、古いし断熱性がほとんどないので……うーむ。

 

・対策として、少し暖かくして寝るしかないのだけど……。汗かいて起きるときもある。どうすればいいのかな。電気カーペットとか買った方がいいかもしれない。

2018年読んだ本

今年の読んだ本

 

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫)

佐藤可士和の打ち合わせ

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

ゲームの王国 上

ゲームの王国 下

アンダーグラウンド・マーケット (朝日文庫)

最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)

逆数宇宙 第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作

ラゴス生体都市 第2回ゲンロンSF新人賞受賞作

猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる (竹書房文庫)

プロジェクト:シャーロック (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

自生の夢

ポリフォニック・イリュージョン

さよなら妖精 (創元推理文庫)

異セカイ系 (講談社タイガ)

攻殻機動隊小説アンソロジー

華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)

新版・小説を書きたい人の本

利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業 (PHPサイエンス・ワールド新書)

新訳 ラーマーヤナ (1) (東洋文庫)

ゼロからわかるインド神話

ラーマーヤナ

 

他、生徒の作品などが増えた。
映画、マンガを合わせると148くらい。本だけだと128*60頁 = 72480頁

・2016年(書いた200枚。読む:10,000頁(35冊ほど)) 156*60
・2017年(読んだ本は40冊前後、映画は17本、アニメ1クール、ドラマ1クール) 189*60
・2018年(書いた60,000字くらい。60,000 * 1.2 /400 = 180枚。読んだ本は23冊前後。映画9本くらい)128*60

順調に減り続けている。うーん